「どのバレーボールシューズを選べばいいの?」
「自分のポジションに合っているシューズはどれ?」
とバレーボールシューズ選びに迷っていませんか。
ポジションによってバレーボールシューズに必要な機能は異なり、合わないシューズを履くと動きにくさやケガの原因になります。
多くのプレイヤーが経験する悩みであり、私自身も部活やクラブでポジションごとの違いを実感してきました。
だからこそ、正しい選び方を知ることが大切です。
今回の記事では、ポジション別にバレーボールシューズのおすすめモデルと選び方をわかりやすく解説します。
初心者から上級者、保護者の方まで安心して選べるように説明していきます。
あなたに合った一足を見つけて、バレーをもっと楽しみましょう。
バレーボールシューズの選び方:ポジション別ポイント

選ぶべきシューズはポジションによって大きく異なります。
セッターやリベロはボールに素早く対応するため、軽さと屈曲性を持つローカットタイプが適しています。
一方、ウィングスパイカーやミドルブロッカーはジャンプの衝撃を受ける回数が多いため、足首を保護するミドルカットやハイカットのモデルとクッション性の高いソールを選ぶべきです。
ソールの屈曲性やアウトソールのグリップ力もポジションによって重要なポイントとなります。
セッター・リベロ向け:軽量でローカットを選ぶ
結論:俊敏な動きが求められるセッターとリベロは、ローカットタイプが理想です。
ローカットのバレーボールシューズはくるぶし部分を覆わず、素早い反応ができるため、ステップワークや細かな移動がしやすいです。
また、軽量なシューズを選び、動きやすさを求めるようにしましょう。
ミドルブロッカー・ウィングスパイカー向け:ミドルカット/ハイカットとクッション性
ジャンプやブロック動作が多いミドルブロッカー・ウィングスパイカーのポジションでは、ミドルカットやハイカットでクッション性が高いシューズがおすすめです。
ミドルカットやハイカットのモデルは足首をしっかりホールドし、ジャンプの多いミドルブロッカーやスパイカーの足元を支えます。
安定感や衝撃吸収を重視するポジションではミドルやハイカットのシューズを選びましょう。
ソール・アッパー素材のチェック
ソールの屈曲性やアッパー素材の快適性も選択時に重要です。
ソールの屈曲性が高いと足指の付け根で自然に曲がりやすくなり、俊敏性が高まります。
また、アッパーがメッシュ素材なら通気性が良く長時間の練習でも蒸れにくいです。
ソールの屈曲性・アウトソールのグリップ力・アッパーの素材もふまえてシューズをチェックすることが大切です。
セッター向けおすすめバレーボールシューズ
セッターの方におすすめできるバレーボールシューズは下記3つです。
- ウェーブライトニング Z8
- ウェーブディメンション
- ROTE JAPAN LYTE FF 3
セッターはトスアップやディフェンスなど様々な動作に対応するため、俊敏さも含めて総合的に質が高いバレーボールシューズが必要です。
ここではバランスの良いモデルからコスパ重視、軽さ重視の3足を紹介します。
ウェーブライトニング Z8

「ウェーブライトニング Z8」は、多様な動きを高いレベルでこなせる万能なモデルです。
反発性・クッション性・軽量性がバランス良く備わっており、セッター向けとして最もおすすめされています。
トスだけでなくスパイクやブロックにも対応できるため、セッターとしてだけでなくバレーボール選手としての活躍の幅が広がるでしょう。
オールラウンドな性能を求めるセッターはウェーブライトニング Z8を試してみてください。
ウェーブディメンション

「ウェーブディメンション」は、コストパフォーマンスに優れたバランス型モデルのバレーボールシューズです。
このモデルはオールラウンドに対応でき、クッション性や安定性が高水準で、価格も比較的手頃です。
コスパ重視のセッターや、多機能なシューズを求めるならウェーブディメンションをおすすめします。
ROTE JAPAN LYTE FF 3

「ROTE JAPAN LYTE FF 3」は、軽さと動きやすさを最重視するセッター向けのバレーボールシューズです。
トップクラスに軽いバレーボールシューズであり、反発性と屈曲性もあり素早い移動をサポートします。
ジャンプトスよりも機動力を重視するセッターに向いており、長いラリーでも疲れにくいです。
なお、セッター向けのバレーボールシューズは下記記事でより詳しく紹介しているため、セッター特有のポイントなどに興味があればぜひ読んでみてください。
ミドルブロッカー向けおすすめバレーボールシューズ
ミドルブロッカーの方におすすめできるバレーボールシューズは下記3つです。
- ウェーブディメンション
- ウェーブライトニング Z8
- ウェーブモーメンタム 3
ミドルブロッカーはブロックとクイックスパイクが中心となり、前後左右の激しい移動と繰り返しのジャンプが多いポジションです。
安定性・反発性・クッション性の高さが重要となります。
ウェーブディメンション

「ウェーブディメンション」は、コスパ重視で性能も高いため、ミドルブロッカーにも向いているシューズです。
クッション性と安定性を兼ね備えており、ブロックやクイックスパイクの激しい動きに十分対応できるバランスの良さが特徴で、多くの選手が満足できる性能を持ちます。
予算を抑えつつ性能を重視したいミドルブロッカーに最適です。
ウェーブライトニング Z8

「ウェーブライトニング Z8」は、機動力と反発性を求めるミドルブロッカーにもおすすめのバレーボールシューズです。
ウェーブディメンションより軽量で反発性が高く、クイックな動きが期待できます。
安定性とクッション性も備わっており、ローカットとミドルカットのバリエーションがあるため好みにも合わせやすいです。
より素早い動きを求める中上級者はウェーブライトニング Z8を選びましょう。
ウェーブモーメンタム 3

「ウェーブモーメンタム 3」は、トップクラスのクッション性と安定性を誇るモデルのため、ミドルブロッカーの方にもおすすめです。
ソールの厚みと重量感により、ジャンプ着地の衝撃を大幅に吸収し、足首の保護力が高いため、ミドルブロッカーからも人気のシューズです。
重さはあるものの、ローカット・ミドルカットの選択が可能で、足首周りの安定性を求めらる方に適しています。
着地の衝撃をしっかり抑えたいミドルブロッカーにおすすめです。
ウィングスパイカー/アウトサイドヒッター向けおすすめバレーボールシューズ
ウィングスパイカーやアウトサイドヒッターの方におすすめできるバレーボールシューズは下記3つです。
- ウェーブライトニング Z8
- ウェーブディメンション
- ウェーブモーメンタム 3
ウィングスパイカー(レフト・ライト)は攻撃と守備をこなすオールラウンダーで、ジャンプ・ブロック・レシーブすべてに対応できるシューズが必要です。
他ポジションと同じシューズになりますが、理由についても簡単にお伝えしていこうと思います。
ウェーブライトニング Z8

「ウェーブライトニング Z8」は、攻守両面でバランスよく活躍できる万能モデルです。
反発性・クッション性・軽さが高いレベルでバランスしており、スパイクやブロック、レシーブなどあらゆる動きに対応できます。
ローカットとミドルカットの展開があり、自分のニーズに合わせて選べるでしょう。
ウェーブディメンション

「ウェーブディメンション」は、コストパフォーマンスに優れたバランス型モデルです。
価格がやや抑えられていながらスパイク・ブロック・レシーブ全てにオールラウンドに対応できる性能を持っており、ウィングスパイカーやアウトサイドヒッターにも人気のシューズです。
多くの選手が「この一足で十分」と感じるバランスの良さが魅力であり、予算を抑えながら高性能なシューズを求める方におすすめです。
ウェーブモーメンタム 3

「ウェーブモーメンタム 3」は、クッション性と安定性を重視したい選手向けのシューズです。
シューズ自体は重いものの、ジャンプ時の踏み込みや着地の衝撃をトップクラスに吸収し、足首の安定性が高いことが特徴です。
ローカットとミドルカットがあり、足首の安定性を追求したい選手はミドルカットを選べます。
着地やブロック時に安心感を求めるスパイカーはウェーブモーメンタム 3が適しているでしょう。
オポジット(オポジットスパイカー)向けおすすめバレーボールシューズ
オポジットの方におすすめできるバレーボールシューズは下記3つです。
- ウェーブモーメンタム 3
- ウェーブディメンション
- ウェーブライトニング Z8
オポジットは強力な攻撃が求められるため、ジャンプの衝撃を吸収するクッション性と着地時の安定性が重要です。
こちらも既に紹介したバレーボールシューズになりますが、オポジットならではのおすすめポイントをまとめていこうと思います。
ウェーブモーメンタム 3

「ウェーブモーメンタム 3」は、強烈なスパイクを打つオポジットに最適なバレーボールシューズです。
重いもののクッション性と安定性がトップクラスで、踏み込みや着地時の衝撃をしっかり受け止めてくれます。
パワー重視で安定感を求めるオポジットにはウェーブモーメンタム 3がおすすめです。
ウェーブディメンション

「ウェーブディメンション」はコスパ良好なオールラウンドモデルで、オポジットにもおすすめできるバレーボールシューズです。
バランスの良い性能と手頃な価格帯で、スパイク・ブロック・レシーブに対応できるシューズです。
多くの選手が満足する性能を持ち、予算を抑えたい人にも向いています。
手頃な価格で多機能なシューズを求めるオポジットにおすすめです。
ウェーブライトニング Z8

「ウェーブライトニング Z8」は、機動力を求めるオポジット向けのバレーボールシューズです。
反発性が高く軽いため、あらゆる動きにオールラウンドに適応できる点が特徴的です。
スピードを活かした攻撃もしたいオポジットにはウェーブライトニング Z8が合うでしょう。
リベロ向けおすすめバレーボールシューズ
リベロの方におすすめできるバレーボールシューズは下記5つです。
- ROTE JAPAN LYTE FF 3
- V‑SWIFT FF 4
- Wave Momentum Elite
- Gel‑Rocket 11
- Sky Elite FF 2
リベロは守備専門で、横移動や反応の速さが求められます。
軽さと屈曲性、反発性を重視したモデルを選ぶのがポイントです。
ここではおすすめの5足を紹介します。
ROTE JAPAN LYTE FF 3
「ROTE JAPAN LYTE FF 3」は、リベロ向けの軽さに定評のあるバレーボールシューズです。
トップクラスの軽さと高い反発性・屈曲性を備え、素早い横移動をサポートしてくれます。
通気性のある素材を採用し、長時間プレーしても蒸れにくいことも嬉しいポイントです。
スピードと快適さを追求するリベロにはROTE JAPAN LYTE FF 3が最適です。
V‑SWIFT FF 4

「V‑SWIFT FF 4」は、リベロとしての俊敏な動きと安定したプレーを両立できるバレーボールシューズです。
軽量ながらソールの安定性が高く、切り返しや低い姿勢での守備動作をスムーズに行えます。
フレックスグルーヴと呼ばれる屈曲性に優れたアウトソール構造が自然な踏み込みと素早い反応を実現し、メッシュアッパーで通気性も良好です。
Wave Momentum Elite

「Wave Momentum Elite」は、耐久性と安定感を求める練習量の多いリベロに最適なシューズです。
しっかりしたアッパーと厚みのあるミッドソールにより、横移動時のブレを抑え、長期間使用してもへたりにくい設計になっています。
ミズノ独自のMIZUNO ENERZYテクノロジーが衝撃吸収と反発性を両立し、膝や足首への負担を軽減します。
練習量が多く耐久性を重視するリベロにはWave Momentum Eliteが向いているでしょう。
Gel‑Rocket 11

「Gel‑Rocket 11」は、コストパフォーマンスに優れたリベロ初心者向けのバレーボールシューズです。
価格が手頃でありながら十分なクッション性とグリップ力を備えている点が魅力です。
ソールは横移動の安定性を重視して設計され、軽量で長時間の練習でも疲れにくいため、初めてリベロ用シューズを選ぶ人や練習用にもう一足欲しい人に適しています。
Sky Elite FF 2

「Sky Elite FF 2」は、守備全体をサポートする万能モデルであり、リベロの方におすすめのバレーボールシューズです。
リベロの激しい守備の動きに対する安定性や衝撃吸収力に優れ、守備時のグリップ力も高いシューズです。
アッパーは耐久性と柔軟性を兼ね備え、長時間の使用でも快適さが続くのも嬉しいポイントです。
なお、リベロ向けのバレーボールシューズは下記でも詳しく解説しているため、興味があればぜひ読んでみてください。
まとめ

本記事ではバレーボールシューズをポジション別に選ぶポイントとおすすめモデルを紹介しました。
ポジションに合ったシューズ選びは、パフォーマンス向上だけでなくケガの予防にもつながります。
ぜひ本記事を参考に、自分のプレースタイルや足型に合った一足を見つけ、バレーボールを今まで以上に楽しんでください。
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